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「他社製のレーザーによるウェイブフロントレーシックとアイレーシック(iLASIK)の違い」

現在、ウェイブフロントレーシックにはWavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)とアイレーシック(iLASIK)で採用しているWavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)の2種類が存在しますが、米国白内障・屈折手術会議2009(ASCRS)の最近の報告では、Wavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)の方が高次収差(メガネやコンタクトレンズでは矯正できないレベルの歪み)の減少に効果があるという研究報告がありました。

この調査結果はアイレーシック(iLASIK)のメリットとされている『術後の見え方がより明るく、物の輪郭がシャープになり、見え方の質が向上する』、『夜間の光のにじみや眩しさが減少し、ハロ・グレアといった合併症が軽減される』といった効果が、他社レーザーが採用しているWavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)よりも優れていることを数値的に裏付けたことになります。

ウェイブフロントレーシックについて

コンベンショナルLASIKと呼ばれる旧来のレーシック(LASIK)でも、裸眼視力の改善により手術を受けた患者様のQOL(生活の質)は劇的な改善がなされましたが、先進的な医師たちとレーザーメーカーは、より質の高い視力を求めて、高次収差と呼ばれるメガネやコンタクトレンズでは矯正できないレベルの歪みを矯正する方法に取り組んでいました。また、従来のレーシック(LASIK)ではこの高次収差が手術の影響でも発生してしまうため、これらを最小限に抑えることもまた重要な課題でした。

これらの課題を解決する方法としてレーザーメーカー各社により、高性能天体望遠鏡に使われている大気を光が通過する際に生じるゆらぎを補正する技術を応用した「Wavefront LASIK(ウェイブフロントレーシック)」が開発されてきました。これらのウェイブフロントレーシックにはWavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)とWavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)の2種類が存在します。

2種類のウェイブフロントレーシックの違い

現在日本国内で行なわれている「Wavefront LASIK(ウェイブフロント レーシック)」のほとんどは、Wavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)と呼ばれ、多くの平均的な症例サンプルから得られたデータ(既成データ)を元に矯正を行う方法で、メガネやコンタクトレンズと同じ0.25D単位での屈折矯正となります。

それに対し、アイレーシック(iLASIK)が採用しているカスタムビュー(CustomVue)は、Wavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)と呼ばれ、角膜から得られた数百ポイントのデータを解析して、一人ひとりの眼の状態に合わせたレーザー照射パターンを0.01D単位で作成し屈折矯正を行う方法です。近視や乱視などのほか、手術による角膜の歪み(高次収差)を最小限に抑えることができます。 服の仕立てで例えると、Wavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)は既製品の服であり、Wavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)はフルオーダーメイドの服であると言えます。

【注意】
我が国のレーシック(LASIK)情報サイトではアイレーシック(iLASIK)は他社製レーザーで実施されているウェイブフロントレーシックと同じものであり、効果に差は無いと誤った情報を掲載しているWEBサイトもありますのでご注意ください。

比較調査のご紹介

2009年4月にサンフランシスコで開催されたASCRSで、Jack T. Holladay医師が、Wavefront-Guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッドレーシック)とWavefront-Optimizede LASIK(ウェイブフロント オプティマイズドレーシック)とで手術後の高次収差の比較データを発表しました。

◇調査テーマ:
手術後の高次収差の変化についてWavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)のようなレーシック(LASIK)では、手術による角膜の歪みが生じ、レーシック(LASIK)手術後の高次収差が増えると言われています。高次収差が多いと、ぼやけやゆがみとして現れますので、レーシック(LASIK)手術を受けられた患者様の不満要因のひとつとして繋がることがあります。

◇調査内容:
対象となる患者様は、イントラレースFS 60でフラップを作成し、Wavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)で手術を行った109名、Wavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)で手術を行った102名の比較になります。Jack T. Holladay医師の報告によると、Wavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)で手術を行った場合は、76%の患者様は手術前に比べて高次収差の変化がなく、12%の患者様には高次収差の改善が見られました。Wavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)の手術後に、高次収差が増える患者様はわずか12%でした。それに対して、Wavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)(102名)で手術を行った場合は、手術後に高次収差が増える患者様は41%に上りました。


HOA=Higher-Order Aberrations(高次収差)

このようにWavefront-guided LASIK(ウェイブフロント ガイデッド レーシック)はメガネやコンタクトレンズで矯正ができないレベルの高次収差も矯正の対象となることが分かっており、Waveligh社のWavefront Optimized LASIK(ウェイブフロント オプティマイズド レーシック)に比べると、アイレーシック(iLASIK)は、手術後のぼやけや歪みの発生を抑えることができる手術であることが、数値的に裏付けられています。

多くのメーカーのレーザー機器がありますが、0.01D単位で矯正を行うWavefront Guided LASIKが可能なのは、アイレーシック(iLASIK)が採用しているカスタムビュー(CustomVue)だけですので、世界最高品質の視力をご提供することが可能です。

【Jack T. Holladay医師プロフィール】
屈折矯正手術を専門とする眼科医であり、アメリカのテキサス州にあるHolladay LASIK Instituteの医師
2001年 英国・アイルランド白内障・屈折手術会議(UKISCRS)で、John Pearse Memorial Awardを受賞
2002~2003年Inside Houston Magazineでヒューストン(テキサス州)最高の医師の一人として紹介
2006年 国際屈折矯正手術学会(ISRS)でLifetime Achievement Award(特別功労賞)を受賞
2007年 米国眼科学会(AAO)でLifetime Achievement Award(特別功労賞)を受賞

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